Conclusionブランドのミュージックバード対応チューナーをご利用の皆様へ
〜ミュージックバード放送終了後のチューナー利活用に関するご案内〜

平素はConclusionブランドをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

さて、2024年2月末をもってミュージックバードが放送終了となりますが、当社ではご利用頂いているチューナーを放送終了後もご活用頂けるよう各種改造サービスを下記の通り提供致します。

専用フォームにて改造サービスの受付を開始致しますので、ご希望の方は早い機会にご予約頂けますようお願い申し上げます。（原則、ご予約順に依頼品の受け入れを致します）

なお、改造サービスのご提供は停波後の2023年3月以降となります。停波直後は多くのお申し込みを頂くことが予測されます。改造サービスでは製品の量産と異なり、1台ずつ手作業での作業となります。一定の納期が掛かりますことをどうぞご了承ください。

[専用フォームはこちら] https://forms.gle/tVEm2oS2HxPtBHt27

記

改造サービス対象機種と価格（掲載していない機種はサービスの対象外となります）

※価格は税込

DACへの改造について（C-T5000CSを除く）

・Conclusion D-10WMを、チューナーに搭載されていた部材を使って新規に製造する作業となります。C-T1CSシリーズの場合はDAC基板を、C-T100シリーズの場合はDAC基板とトランスをD-10WMの部材として使用します。

・CSチューナーとして実装していた外部クロック入力機能は無効となります。

・CSチューナーとして実装していたアップサンプリング機能は無効となります。

・CSチューナーとして使用していた際、DAC回路はサンプリング周波数として最大96kHzまで対応していましたが、DAC改造後は最大192kHzに対応します。

・D-10WMはUSBインターフェースを実装し、パソコンなどと接続することができます。

（USB,同軸,光デジタル共にPCM 192kHz/24bitまでの入力となりDSD信号の再生には非対応となります。）

FMチューナーへの改造について（C-T5000CS以外の場合）

・CSチューナー基板を取り外して、Conclusion C-FTシリーズに搭載されているデジタル信号処理用FPGA基板と専用のフロントエンド基板およびディスプレイ基板を実装します。フロント/リアパネルを含め筐体、電源基板、DAC基板、スイッチ基板などは流用となります。

・FM放送の受信性能はC-FT100と同等となります。

・C-FT100同様、オプションでマルチパスキャンセラーを実装することが可能です。

・CSチューナーとして実装していた外部クロック入力機能は無効となります。

・CSチューナーとして実装していたアップサンプリング機能は無効となります。

・CSチューナーとして使用していた際、DAC回路はサンプリング周波数、最大96kHzまで対応していましたが、FMチューナーへの改造後は192kHz/24bitにてFM放送を再生します。

・C-FTシリーズにはFM放送波の飛来状況を表示できる外付けディスプレイMPD-1がオプションとして存在しますが、FMチューナーへ改造したモデルもこれか、または同等のディスプレイに対応する予定です。価格もMPD-1と同価（13,200円）を想定しています。これについては詳細が決まり次第、ホームページ等でお知らせ致します。

C-T5000CSのFMチューナーへの改造について

・C-T5000CSに搭載されているES9038PRO DAC基板を使って、C-FT1000を新規に製造する作業となります。作業完了後は一部再利用部材を使ったC-FT1000となります。仕様等もC-FT1000に準拠したものとなります。

一連の改造サービスについて

・依頼品の集荷、取り外し、パラボラアンテナの撤去などは当社ではお受けできません。

・改造サービス後の製品の、設置、接続、設定などは当社ではお受けできません。

・御依頼時はお客様自身で適切に依頼品を梱包頂き、宅配便にて当社までお送り頂く必要があります。お送り頂くのは本体のみで、接続されていたケーブルなどは引き続きご使用頂くことになります。送付に掛かる送料はお客様負担でお願い致します。返却時の送料は当社負担と致します。

・FMチューナーに変更する場合は、屋外に八木アンテナタイプのFMアンテナを適切な施工で設置することを推奨します。室内アンテナでは本機の性能を十分に発揮することができません。ケーブルテレビまたは光回線で提供されているFM放送サービスをご利用頂くことも可能です。ご自身でご利用されているサービスの運営元にFM放送サービスが提供されているかご確認ください。

・小規模で運営しているため、訪問、電話によるサポートが当社ではできません。原則、改造に掛かるご相談から受注、出荷、サポートまでメールのみの対応とさせて頂きます。メールでの対応が難しい場合はご依頼をお受け致しかねますのでどうぞご理解ください。

・本サービスの提供にあたって、株式会社ミュージックバードは何ら関与しておりません。同社へのお問い合わせはご遠慮ください。

・改造作業は原則放送停波後となります。停波後、ご予約頂いた順に受け入れの準備が整ったタイミングでお支払いのご案内と依頼品の発送先についてご連絡致します。

・作業の特性上、当社に依頼品が到着後、お客様都合によるキャンセルはできません。また改造後の残部材の返却も致しかねます。

・改造後の製品の保証期間は1年間です。

ミュージックバードチューナー（基板）に内蔵されていたAM/FMチューナーについて

・24bit放送対応チューナーではAM/FMチューナーが、24bit放送非対応チューナーではFMチューナーがCS放送受信基板内に内蔵されておりましたが、ConclusionブランドのチューナーではCS放送波が提供されていないと、このラジオ受信機能を使用することができません。

・このラジオ受信機能を利用できるよう改造を施すことも技術的に可能ですが、この受信性能は従来のアナログチューナーの中でも最低限のものであり、かかる工数と得られる性能を勘案して、有償サービスとして提供してそれに見合う価値があるものではないと当社では判断し、サービスの対象外とさせて頂きます。

C-T100CSシリーズのDAC機能について

・C-T100CSシリーズにはデジタル同軸入力機能を実装していますが、放送波がある前提で動作する機能のため、停波後は利用することできなくなります。簡易的な改造でこの機能を有効にすることが可能です。改造サービスの価格として10000円台での提供が可能であると見込んでいますが、当面はほかの改造サービスの提供で手一杯になると予測しています。こちらの内容の改造サービスをご希望のお客様には大変申し訳ありませんが、受注体制が整うまでお待ち頂けますようお願い申し上げます。

●本サービスについてのお問い合わせは
メール：info@conclusion.jp
FAX：045-482-6132までお寄せください
尚、回答まで少しお時間をいただく場合もございますので予めご了承下さい。